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生徒もろきみ!φ ★
2012/08/04(土) 14:07:33.60 ID:???
赤ちゃん向けの絵本の読み聞かせ会など、0~2歳児向けの企画を催す図書館が目立ってきた。授乳スペースを作るなど、施設面
での整備も進む。子育て中の母親たちが集う場所にもなっているようだ。
■絵本読み聞かせや手遊び / 母親の不安解消の場にも
7月中旬、東京都杉並区立阿佐谷図書館。カーペットを敷いた小さな部屋で、0~2歳児と母親ら20人が輪になっていた。
読み聞かせボランティアの森田裕子さん(49)が、「ととけっこう よがあけた」(こぐま社)という絵本を開いた。リズムをつけ、歌うように
読み始める。森田さんの呼びかけで、母親たちも赤ちゃんを抱っこしながら、一緒に口ずさむ。赤ちゃんは絵本にくぎ付けの様子だ。
同館は今年から月1回、「あかちゃんタイム」を実施している。約1時間、同館から委託されたボランティアらが、絵本の読み聞かせや
手遊びをする。その後も約1時間、母親同士がおしゃべりなどをして好きに過ごすことができる。館長の黒谷晴子さんは、「赤ちゃん向け
絵本を借りる人が増えた」という。参加した母親の一人、後藤ひとみさん(29)は、「親子で絵本が好きになり、自宅でも読み聞かせを
しています」と話す。
杉並区では今年、ほとんどの区立図書館でこの活動を始めた。当初心配したのは、泣くこともある赤ちゃんが図書館に集まることに、
ほかの来館者から理解が得られるかどうかだった。ポスターなどで「あかちゃんタイム」を周知し、当日も館内放送で活動時間などを
知らせ、協力を呼びかけている。
文部科学省によると、2001年、子どもの読書活動推進法が制定され、図書館でも子ども向けの本を充実させる動きが盛んに
なった。ここ数年は、読み書きができる前であっても、絵本に親しんでもらおうと、赤ちゃん向けのイベントを開催する図書館が
目立っている。
赤ちゃん連れで来館しやすいような施設作りも進む。東京都北区立中央図書館は、2階が赤ちゃんから小学生までの専用フロア。
赤ちゃん向けの絵本のコーナーがあり、木製おもちゃの貸し出しも。授乳室やおむつ替えの場所のほか、ミルク用に50度のお湯が出る
設備もある。
こうした図書館の取り組みは、子育て中の母親支援にもつながっている。
山梨県笛吹市立一宮図書館では、赤ちゃん向けの読み聞かせ会に加え、妊婦を対象に、絵本や育児本の紹介会も開催している。
館長の斉藤幸雄さんは、「図書館が本の貸し借りをする場だけでなく、母親らの不安を解消できる場にもなっていてうれしい」と語る。
子どもの発達に詳しいお茶の水女子大学教授の榊原洋一さんは「赤ちゃんへの絵本の読み聞かせは、親子の結びつきを深めるのに
良い手段。赤ちゃん連れで楽しめる図書館が増えることは、子育て中の母親の孤立を防ぐことにもつながる」と指摘している。
ソース(読売新聞) http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=62738
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